2024年 春旅の記憶 道中編

4月の初め、東北の山々の頂きは真っ白に輝いていて、一番いい季だった。
山形自動車道の鶴岡櫛引きPAの今年の営業は未だ2日目。
除雪された雪が積まれていた。
はるばる遠くに来たもんだ。と感じるのはこんな時。


山形名産の果物、さくらんぼやラ.フランス、ブドウを使ったジャムやお菓子を扱っているのはこのPAが一番だった。
そして特筆すべきはトイレのリース

こんなリースを飾るのだから、掃除は行き届いている。
掃除中だったのでお話を伺ったら、その方が作ったリースと持ち込まれてくるリースたちだそうだ。
PAのトイレは最近は何処も力を入れている。鶴岡櫛引きPAはおもてなしの心がストレートに伝わった。

あつみ温泉から山形市内に向かっていたので、月山が白く雄々しく見えていた。

翌日、東北自動車道を走り始めて直ぐ、車のナビにいきなり「緊急事態発生、車を停止」と画面いっぱいの警告が現れた。高速道路上を走っているので緊急停止はままならない。前の車は走っているのでスマホの防災を立ち上げると「沖縄県与那国島で震度4」と出たのでそのまま走った。
いきなりの警告は事故にもつながりそうだし、どうするのが正解だろうか。

大内宿から富山に向かう時、まさかと思う事が北陸自動車道上で起きた。
「あさひ船川四重奏」のインターにあと40kmも走れば着くと思って走行中にガソリンのエンプティランプが点いたのだ。福島でチェックして富山まで行けると計算していた。
ある所まで来るとガソリンはいきなり減って来ると思い出して後悔したけれど、まずは走るしかない
早く下りたいからアクセルを踏み込むと余計にガソリンは減りそうな気がするし、ゆっくり走るのも辛い。
エンプティが点いても60km以上は走れるはずだから、走ると決めてアクセルを踏み込んだ。家人が。
助手席で背中がぞくぞく。
インターが見え始め、その先にENEOSの看板が見えた時の安堵と言ったらなかった。

そして、この人だぁーれだ?

富山環水公園の一番いい所を常に陣取る女性
インフルエンサーと、言われる人だろうか。自撮りしながらひとりで語っている様子だ。
日本人ではなさそう。
はた迷惑は関係ない。
彼女の宣伝で世界中から旅行者が環水公園に来るのかなぁー?
富山の観光地にはキャパがある。

高騰するホテル代、乱立するホテル。
「夏草や兵者どもが夢の跡」にならないといいけれど。

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