大津祭り本祭

大津祭りの本祭りは雨になりそうだったので、宵宮だけに出かける予定をしていた。
ところが、ボランティアの方に呼び止められて、曳山の見どころや一番見易い場所を教えて下さり、明日の本祭には是非勇壮な曳山とからくりを見て欲しいと言われた。
その熱心なお誘いに気持ちを乗せられて、曳山の出発場所になる「天孫神社」に午前9時過ぎに行った。
そこには13基の曳山が勢ぞろいして巡行の順番を待っていた。
何時もテレビで観る風景だ。
実際に見ると「ザ・祭り」の熱気が気持ちを高揚させて見学者も参加者と一体になり笛や鉦、太鼓の音に拍手が沸き起こる。
9時25分になると、毎年先頭を行く「西行桜たぬきやま」がジワリと動き出した。
慣れない事で大きな通りで待っていたら、曳山は直ぐに天孫神社の鳥居のある狭い道に折れて行った。

追いかけて天孫神社の鳥居前まで行くと、人出は多かったけれど、押し合い圧し合いではなくスペースはあった。
町中を巡行するので何処彼処で観ることが出来るからだろうか。
ちなみに、有料観覧席は4500円でNHK前と午前中の曳山が終わる祭り本部の前に設営されている。

天孫神社の鳥居の前で1基づつ口上を述べ「からくり」を披露して進んでいく。

境内から伸びた桜の枝を上手く避けなければならない。
神社の前は下り坂で、曳山は曳くのではなくストッパーをかけながら進ませるという難しい場所だ。

車輪は私の背よりも高く、ギシギシと軋ませながら目の前を通って行った。
13基が通過するのに気が付けば1時間半くらい立ち続けた。
流石に疲れた。
午前中は雨もなく、巡行も順調に進んでいった。

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