もったいない

もったいないをスローガンに滋賀県は嘉田知事を選び、新幹線栗東駅の建設中止が正式に決まりました。
反対していたダムのいくつかは造られる。
妥協もしながら絶対駄目なものには根気強く頑張る知事さんに滋賀県民としては満足をしています。
ところで「もったいない」は美徳だけれど、食品となると「もったいない」と思っても破棄せざるを得ませんね。
家庭の場合は姿かたちを変えて数日使いまわしますが、作り手と食事をする人が見えているからまあ、大丈夫でしょう。
最近は大ご馳走もさほどは食べられず、残すこともしばしばです。
お持ち帰りの入れ物を用意してくださるところもありますが、初めからタッパー持参はしにくいですね。
でもこの頃は勇気を出してそうした方が残り物の行き先を考えなくていいような気もしますが。
20年前のテルミニ駅の事を以前書いた事があるように思いますが当時食事をしている私たちの後ろにじっと待っている一団がいて不思議に思った事でした。
駅構内のセルフの店でした。
シェフが盛り付けてくれるのですが、愛想のいいシェフは当時当然20歳今より若い私たちに大サービスの盛り付けをします。
多分10代(?)に見てくれたのかも。
残すと待ってましたと、後ろにいた集団が残り物を食べていました。
シェフは追い払うわけでもなく普通の事のようでした。
確かに捨てるわけではなく残した罪悪感も無くホッとした事は事実です。
日本では許されない事でしょう。
そうすると余った食材の行き先を考えなければなりませんね。
「もったいない」から姿を変えて違う店から出てくるのかしら。
そもそも、今食べているものは昨日どこかで作ったあまり物かもしれないと思うとぞーっとします。
この頃の食品偽装のニュースはそんな感じです。

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