ガソリン148円の日に思うこと

原油の高騰を受けて、ガソリン価格が急激に上がってきた。
我が家にとっては、これはなかなかの打撃である。
ガソリン消費が一番少ない車ということで、我が家は長くトヨタのプリウスに乗り続けている。

思い出すのは、半世紀ほど前のトヨタのキャッチコピー、
「いつかはクラウン」
あの言葉には、夢があった。
我が家でもその気分だけはしっかり影響を受け、いつの日かクラウンが入るようにと、ガレージもクラウンのサイズで造ってある。
もっとも、現実はなかなかそう簡単ではない。

クラウンの燃費を思うと、とても安々とは乗り換えられない。
そうこうしているうちに、クラウンの方がしびれを切らしたのか、どうやら我が家とは縁のない存在として遠のいていったようである。
それでも、プリウスなら大丈夫だろう。
そう思っていた。

ところが、このままガソリン価格が上がり続けると、
今度は「プリウスさえ乗れなくなるのではないか」という心配が現実味を帯びてくる。
最近はガソリンスタンドの価格表示を見るたび、少し緊張する。
ちなみに、最後に給油したときの価格は、1リットル148円。
この数字は、ひとつの記録として残しておきたいと思う。

もっとも、日本という国全体を考えれば、我が家のガソリン代を嘆くなど小さな話なのかもしれない。

日本はエネルギーのほとんどすべてを輸入に頼っている国である。
もしこのままエネルギー価格が上がり続ければ、その影響は私の家計どころの話ではない。

運輸・物流、農業・漁業、建設業、エネルギー多消費の製造業、小売・飲食、観光等々。
挙げればきりがないほど、多くの産業が影響を受ける。
つまり、私たちの生活そのものが、これから目に見えて厳しくなる可能性がある。

ようやく給料が少し上がり始めたと喜んでいたのも束の間、
うなぎのぼりの物価高では、誰も穏やかな気持ちではいられない。

理由が何であれ、戦争に良いことはひとつもない。
世界の指導者たちは、もう少し賢者であってほしいものだ。

そして願わくば、
この「ガソリン148円」が、後から振り返って
「あの頃はまだ安かった」と言われる時代にならないことを祈るばかりである。

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