六月にして猛暑日、異常の先に

またしても雨の週末となった。
空から降るしとしととした雨音を聞きながら、ふと天気予報を見れば、週明けからは一転、33℃の猛暑日が続くという。6月にしてはあまりにも高い気温。予想以上の数字に、去年の今頃はどうだっただろうと、記録を振り返ってみた。

やはり、今年は異常だ。
昨年も異常な暑さと言われたが、6月に30℃を超えたのはわずか一日だけ、ほとんどの日は25〜28℃前後と、まだ初夏の風情が残っていた。だが、今年は様子が違う。

この異常気象の影響は、人間の暮らしだけにとどまらない。
海では魚たちの生態が変わり、季節の野菜も例年とは異なる成長を見せている。米の生育にも影響が出ているという。自然がこれほど揺らぐ中で、人間だけが変わらずにいられるとは、とても思えない。

穏やかな日々が戻ってくる――そんな希望すら、薄れていくような気がしてならない。
この先、何がどう変わっていくのだろう。何を守り、何を手放さなくてはならないのだろう。そんなことを考えても、今の私にはなす術もなく、ただ心がざわつくばかりである。

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