敦賀におったら。都会よりいいんじゃない?

スマホに表示された広告のコピー「敦賀におったら。都会よりいいんじゃない?」が気になり、つい読んでしまった。考えてみれば、敦賀市はとても便利な場所だ。新幹線の開通により東京がぐっと近くなり、京都や大阪へも一本で行ける。しかも、仕事の有効求人倍率は日本一だという。

海も山もあり、新鮮な海の幸や山の幸に恵まれている。美しい海岸線が広がり、夕日が沈む様子を最後まで見届けられるのが福井県であり、敦賀なのだ。

今までまったく気づかずに、敦賀を「海沿いの寂しい町」と勝手に思い込んでいた。しかし、実際には豊かな自然と利便性を兼ね備えた魅力的な土地だったのだ。

福井県といえば、家族収入が日本一とも言われている。共働き世帯が多いことでも有名だ。思い込みとは恐ろしいもので、何度も敦賀を通っていたのに、つい最近まで素通りしていた自分に驚く。

そういえば、福井には木材が豊富で、子どもの遊具を木で作る町もあった。
しかも敦賀は、全国トップクラスの子育て支援、待機児童数はゼロ!で住む人の幸福度は日本一。
何故日本一なのかと言うと、「家族や地域コミュニティーのつながりの濃さ」や「ゆとりのある生活構造」が影響している。日本総合研究所(東京)が2012年から1年おきに調査しており、24年版では福井が14年から6回連続となる総合1位に選ばれた。

敦賀は家から約80kmの距離にある。こんな近くに日本一の幸福度の町があるとはHPを見るまで知らなかった。
老後の移住先としても悪くないかもしれない。雨は多いけれど、私の感想では海沿いなので雪は少なかった。
転勤先の金沢からの帰り道、敦賀で空の色が変わって、ホッとしていたことも思い出した。
北陸に住む知人たちを思い浮かべると、皆、忍耐強く、優秀な人が多かった。

もし自分が敦賀に住むとしたら――そんな空想をするのも、なかなか楽しいものだ。

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