• 2005.3.23
• 時事
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ホリエモン

ホリエモンについては、大金を手にした世間知らずの若者によるマネーゲームだから、とか色々な批判が聞こえてくる。
果たしてそうであろうか？
先週末フジテレビの株価がストップ高した。その日、昼番組にホリエモンが出て「フジテレビ株のTOBなんて妄想です」といっていた。
私はその日の後場にフジテレビ株は急落するものと、思っていたが、さにあらず。
ストップ高で引けてしまった。
毎日、テレビは同じ素材を使いまわし視聴率稼ぎをしているとしか思えない。
連休明けにはライブドアがTOB を仕掛けるかのような過熱ぶりである。（おばさんでも分かる経済番組）
３社の株価を見ていると、テレビ放送と株価は連動している。
日本放送株以外は、テレビ報道に乗った投資家によって、株価は大きく上下しているけどホリエモンの責任ではない。
昔から若者のする事に年長者は眉をひそめていた。
彼の発言をよく聞くと嘘を言わない人であるようだ。
資金難と言われても（庶民には想像を絶するほどあるらしい）本人が言っている訳ではない。評論家は好き勝手に言うものである。
私は彼の親世代である。
彼のような元気のある若者の出現を待っていた。
そろそろ世代を交代したいのである。
だが、ITが十分使いこなせない私世代は、安心して世代交代出来るかどうか見極めなければならない。
違法ではないが倫理に合わないと言うような理由でホリエモンはバッシングを受けた。
国会は慌てて法整備に乗り出し、こればかりは経済界と国会議員のふかーい関係を露骨にするほどの手際のよさである。
それを教えてくれたホリエモンをどうしてこうも、異端児あつかいするのか。
歴史はくり返される。
東京高裁は、ライブドア側の言い分を認めた事だし、私世代はこの若者と
話し合いを始める時期に来ていると思う。