湖西路

琵琶湖の西側は湖西路と呼ばれている。
琵琶湖周辺のJRは京都山科駅で、東海道線と湖西(こせい)線にわかれる。
東海道線は東京へ、湖西線は近江塩津より北陸本線につながり金沢、富山から青森、北海道へとつながっている。
琵琶湖の西は比叡山、比良山の山並が屏風のようにならび、山頂より琵琶湖へ向けて、比叡おろし、比良おろしといった寒風が吹き付ける。
京都の底冷え以上に寒いところといわれてきた。
この周辺はスキー、水泳等々関西地域のオアシスの役目があり、週末の湖西の周辺道路はかなり渋滞する。
八ヶ岳から東京へ向かう中央高速ほどはないにせよ、地域の生活道路としての役目は果たせていない。
R161に平行して走る湖西道路が15年以上前に開通したが、17kmに往復1660円はどう考えても高すぎで、みんなR161を走り、比叡山坂本のインターから無料になる湖西バイパスへ入り、京都山科から、名神高速へと乗り継いでいる。
この湖西道路が8月1日から開通部分が全線無料になるという新聞発表があった。
滋賀県と大津市が道路公団の「お荷物道路」を買い取る事により実現した。
この道路は将来、山科から敦賀ICを経て北陸自動車道に接続する。
何時も「貸しきり道路」といっていた道路が生活道路に変身する。
北陸へ抜ける幹線道路になる事は経済効果大ではあるが、風光明媚な湖西路を守りながらというのは難しいかも知れない。R161がR1(東海道)のようになるのは少し恐い。
全国的には知られてない道路に起きた変化ですが、ここだけをみると道路公団は不採算道路を手放し、少しづつ変わっていく気がします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る