思いがけず金沢へー2

さて、急にでも金沢に来たからには、もう一つ欠かせないのが「六星」での米の買い物である。 高値が続くなか、さすがに値上がりしているのではと心配していたが、5kg 2,065円と値上げはしていなかった。
道の駅でチェックすると米はひとり30kgと制限されていたが、30kg買えると言うのは、流石に石川県である。
私の指定の米はひとり10kgの制限であったので、家人の協力を得て20kgを玄米で仕入れた。
今年の新米が出るまでにはもう20kgが必要である。昨年は夏の終わりには品切れをしていた。5月中には仕入れに行かねばならない。自宅近くのスーパーでは5kgが2000円台の米等どこを探しても見当たらないが、米価の仕組みはどうなっているのだろうか。
そう思いながら帰路につくと、ふと、季節の移ろいとともにある日々の食卓を思い出した。
春になれば春の恵みを味わい、夏には夏の香りを楽しむ――そんな当たり前なことも、人の手と自然の恵みがあってこそ成り立つものだ。
金沢で過ごした一日が、目に見えないところで支えられている豊かさや、季節とともにある暮らしのありがたさを、考えさせられたような気がした。
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