風の盆

秋の庭 風雅舎

9月3日は特別な日
おわら風の盆の最終日である。
10年以上前に初めて越中八尾の「風の盆」に誘われていった。
その静かな祭りに心を奪われ、それからは私が誘って何度かでかけた。
年々人が増え、大きなカメラを担いで走り回る大人の多さに疲れてしまう。
それでも、9月3日になると最終日の風の盆が気になって仕方がない。
私は9月3日になると朝の内から金沢に行き、近江町のすし屋さんで腹ごしらえをして徹夜の準備をする。
紅葉前のもみじに囲まれた神通川沿いの宿も決まりのコースである。
早めのお風呂、早めの夕食を済ませてまずはひと眠り(とても眠れない)
12時になると観光バスは帰るから11時頃に会場入りをする。
12時から朝までが地元の踊りになると言われているので通っていたが、この頃は少し、違ってきたようだ。
一昨年が一番最近の風の盆になる。
イチジクの天婦羅と山菜のおこわが出るもみじの宿は同じ佇まいにあるが、八尾は変わった。
10年経てば。踊り手も唄い手も変わるが、それだけではない。
有名になればなるほど、保存は難しいものになる。
あ~、坂道の町並みは変わっていませんよ。

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コメント

    • sazanka
    • 2006年 9月 04日

    おわら風の盆  今朝の体操会でその話が出ました。行ってこられた方が やはり同じ事を話されていました。
    人ばっかりごったがえして 踊りを見るどころじゃなかった。風情も何もなくなったと残念がっていました。
    日本人は 群集心理に直ぐ巻きこまれてしまうから集中するのですよね。
    それから 外れると不安になってしまう。もっと自分の考えで行動できないと成長できませんね。 

    • skog
    • 2006年 9月 04日

    sazannka こんばんわ
    私も群集の一人なので誠にいいにくいのですが、カメラマンが多過ぎると思うのですよ。
    私は1枚も写真を撮りませんでした。
    その踊りと、胡弓にのせて唄われる唄を聞く時にカメラは邪魔になるのです。

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