うそ臭いにおい

比叡山

今日の日経夕刊「旅の途中」は現実の老人臭には敏感だけれど、今の世の中に起きているうそ臭い物には鈍感力が働いているようだと結ばれている。
全く同感です。
人類上げて無臭化傾向があるけれど、懐かしい匂いは確かにある。
蚊取り線香、ご飯の炊ける匂い。
歌の中には「卯の花の匂う垣根に・・」初夏の山の中は卯の花の匂いに充ちている。
筆者の多川 俊英氏は学生時代に鈍行電車の旅で色々なにおいを感じた想い出を書かれていた。
においと同時に思い出す記憶は誰にもある。
無臭というのはどんなものでしょうね。
すれ違った時にふっと感じるナフタリンの臭いもなくなりました。
無臭であればあるほどいい事みたいな風潮が確かにあるけれど、無臭の中で想い出が作れるか知らん。
他方、有識者といわれるような偉い方々が悪臭にすりよっている。
情けない事。

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