税務署というところは。

久しぶりに薄日が射したが、突然強風とともに雪が激しく舞う。
春の花が出番を待っているのに、私が庭に出られない。
何か楽しくなる事を考えて気分の転換をはかる事にした。
税金の還付手続きなんぞがこの場合は最適である。
税務署は狭く駐車場もないので市役所に10日まで出張してくれるらしい。
広大な臨時駐車場があり、誘導の男性が2人もいて中々親切である。
部屋に入るなり「医療控除ですか」と受付でいわれた。
「いえ、あのー株式讓度所得のー」までいうと、隣の男性に「ここは何も教えませんよ」といきなりいわれた。キョトンとしていると「ここは自分で書く人の場所です。相談のいる人は税務署へいって下さい」というのである。
「初めてですから、やってみないと分かりませんわねえ」というと封筒に入った分厚い書類を渡された。
空席を見つけて座ると、周りは私よりも、ん十年先輩とおぼしき方々が控えておられる。
先輩ができる事なら私にできるはずと、おもむろに封筒を開けると説明書きが多すぎて読む気にはなれない。
取り敢えず、住所氏名、電話番号と証券会社より送られた取引報告書を写した。
黄色いジャンパーを着た税務署員とおぼしき人が沢山いて先輩達に親切に指導しているではないか!!
なんで、入り口でわざわざ自分で書きなさい、教えませんよといわれなきゃならんのよ。
黄色いジャンパーを呼び止めて「見て下さい」というと、さっと来て「このまま提出すれば完了です」とあっけない返答をしてくれた。
ものの5分で終了したが、入り口で「教えませんよ」といわれた意味が分からない。
税務相談はしませんと印刷してあったが、何か勘違いされたのでしょうかね。
先日電話で税務相談を済ませておいたので、楽である。
これにもコツがいる。
私の市の税務署に電話をしたら「還付をうけると国保等に影響がでますよ。私は国保は分からないので自分で調べて還付を受けるかどうかの判断をして下さい」と、しか云わない国税庁のホームページには全国の相談窓口の電話番号が載っている。
わが家はIP電話で何処にかけても同一料金である。
日本中から人口の少なさそうな市の税務署に電話をすると「手取り足取り」親切なのである。
そこで、目出度く還付の確証を得て、今日の運びとなったが都市の税務署は何故か機械的であると感じてしまう。

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