秋のひざし
昨日までの冷え込んだ朝の気配はなく、暖かい空気が部屋の中にある。
少し暖かいだけで身体に感じるものは随分ちがう。
比叡のお山は煙っている。
穏やかに冬の足音が近付いてきた。
庭の木も数日で紅葉をはじめ、冬仕度にはいった。
エゴの木は紅葉を待たずに散りはてたが、玄関の前にある2本のやまぼうしと庭にある3本の夏椿は花の消えた庭をせいいっぱい賑あわせてくれている。
鈍い太陽が居間に差し込む頃にはすっかり落葉するのだけれど。
短い喜びの日々である。
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