制作の現場-松山きょう子

12月の企画展でお客様にご好評を頂いている松山さんのブランケット。
今年は新年早々から織り始めている。
12月の企画展が終わると、直ぐに次を織りたくなるという癖がある。
企画展中に頂くお客様の言葉が励みになって、そのまま制作に入るらしい。
大きな袋に入って積み上げられた原毛を観た時は、先の工程を思って私は引けてしまうけれど、松山さんは燃えるらしい。
原毛を洗って、糸にしてから織り機にかける。
羊の原毛の色を組み合わせて織ると言う方法もあるけれど、冬の部屋には明るい色が欲しいので1枚は染色して欲しいとひと手間余分な依頼をした。
先日、「少し織り始めました」と連絡が入り、制作の現場にお邪魔した。
DSC_3725.JPG
仕事部屋には経糸400本の糸がかかり、工程の一部を垣間見た。
手仕事の現場は心が温もる。
DSC_3722.JPG
柔らかいパープルの糸がダイヤ柄に織りこまれている。
左端の挿し色も小粋な感じ。
待ち針が止まっているところは模様の変わるところだったかな?
ちゃんとお聞きしたのに、チョット自信がない。
「この次と、その次まで計画が詰まっているの」
正直な仕事人、松山さんは燃えていた。

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