熱き思いで手を握られた

若い男性にぎゅーっと手を握られた。
柔らかで大きな手だったなあ。
目を潤ませて。
ホント、ホントですって。
しかもお客様
skogの建物に関心があったらしい。
galleryの看板を見つけて、これはと飛び込んできた。
skogの近くに土地を買われて、家を建てようとしている。
ここの風景が好きだからここに住みたいと一生懸命に話をしてくれる。
ここの風景を好きになったのは私も同じだから、おのずと熱くなるのは私の性格。
今年の1月に赤ちゃんが生まれここで3人の生活を始める。
自然の中で子供を育だてたい。
それだけで、ここに住む資格は十分よ。
家は手作りにするの？
一応工務店さんの見積もりはあるんだけれど、手作りって出来るんですかあ。
うん、この地域には準手作り、一部手作りがたくさんあるよ。
あ、そこみたい。
あのねえ、skogは一部手作りなのよ。
この漆喰壁自分で塗ったのよ。
この階段の手すり自分で作ったのよ。
へーできるんだアー
そうそう、やる気があれば出来ますって。
4月の１２，１３日に感じる比良っていう地域イベントがあるんだけどね、
それに来るとこの辺の作家さんの工房が見られるし、ここに住む人の話も沢山聞けますよー。
うん、来る来る。
skogは12日の夜にギターとマンドリンのコンサートをするのよ。
いいなあー。来たいなあ。
ところで、工務店さんは兎も角キッチンはねえ、私が絶対に欲しいキッチンを作る人が近くにいるよ。
彼の家も大部分手作りだから会えば参考になるわ。
うんうん、会いたい、今から行く。
来週にしてね。
燦々ショウルームは来週の日曜日だからね。
必ず、奥さんと行くのよ。
多分年齢的にも３０代で話が合うと思うよ。
ところで、私２０代です。
あら、失礼。
じゃあ、又来週いらっしゃいね。
ありがとうございまーす。
と、いうなり私の手をぎゅーって握ってくれた。
あああ～　skogは住宅販売はしてなかったなあ。
まあいいか。