別居の産物

毎年、収穫の直前におサルに枝ごと折られて、実がなるたびにジューンベリーの木は背丈が縮む。

今朝、家人からベリーの実をつつがなく収穫できたと知らせてきた。
桃栗3年ではなくこのベリーは植えた時から実をつけたのだけれど、収穫できたのは初めてである。
気候不順でおサルも感が狂ったのかもしれない。
家人が言うには1キロ以上はあるという。
ジャムを作るというのだ。
｢ヘエッ？？？」と聞きなおしても同じ事を言う。
そういえば昨日、ネットで調べてジャムでも作ればといった覚えがある。
まさか本気で作るとは。
ネットによると種を取る為にミキサーがいるし裏ごし器がいるけれど、あるだろうかとか、砂糖は何を使うとかを聞いてきた。
砂糖が３５％もいるとなると、ラカン糖は使えないから白砂糖以外なら何でもいいと伝えると、自宅に帰る気はなかったらしくそのまま近くのスーパーに飛んでいった模様。
あわてて、レモンを買うように、鍋はホーローを使うようにといい足した。
数時間後
ジャアーーン
綺麗に赤いジャムが出来上がった。・・・らしい。
そういえば去年、アカシソでジュースを作った時から、手づくり好きの性格に火が点いたようだ。
これこそ、別居の産物ではなかろうか。
別居を解消する頃にはイタリアンとまではいかずともパスタをマスターしといて欲しいわ。
夕ご飯に招待したら、ジャムの瓶詰めを持ってきてくれた。
認められる味に出来上がっていました。
目出度し。

今日、大きなおサルがskogの庭をウロウロしているらしい。
ヤッタネ。