花束と手作りの温もり/シャルルガーデン
エイトリボンのショップは手作り感のあるお洒落な空間があった。
カウンターとミシンとテーブルだけのシンプルなスペースに、ひときわ目立つオブジェが飾られている。
リボン選びが一息つくと、そのオブジェが気になって仕方がない。
「どなたが作られたものですか?」と思わず口に出してしまった。
「すぐ近くのシャルルガーデンさんですが、とてもセンスが良くて、花束なんかもお願いしています」と教えてくれた。壁には二か所にガーランドとドライフラワーペンダントライトが飾られており、特にドライフラワーペンダントライトは電気をつけていない時はフラワーボールのように見える。
実は密かに憧れているが、我が家ではこれを下げるスペースがないことも分かっている。そんな思いを抱えつつ、日本一短い手紙で有名な「丸岡城」の北陸自動車道のインターのすぐ側にあるそのショップを訪れた。
店内には、プリザーブドフラワーや生花が色とりどりに並べられていた。
ちょうどオーナーの小林さんが、ビタミンカラーの花束を作っているところだった。黄色が好みの方のオーダーだそうだ。そこで、思い切って声をかけた。
「私のイメージで花束を作って頂けますか?」
直ぐに「喜んでお作りします」と言うや否や、目立つ紫の花を手に取った。
ギンガチュームに似たその花は、生花の中でもひときわ目立っていた。はじめはその花を使ったアレンジをお願いしようと思ったが、あえて好みを消して「私のイメージ」と伝えた時に、その花を一番に選んだことに驚いた。
小林さんのアレンジは、花を花で飾るのではなく、雑草かと思うような草や葉物の扱いに特徴があった。
越前和紙でラッピングされた花束を受け取った。
この花束は、今日病院を退院される方にお渡ししたため写真は残せなかった。
退院したばかりの方には、私をイメージする花束では落ち着かなかったかもしれない。
コメント
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エイトリボンも勿論 シャルルガーデンも素敵なな処でしたね!!
思わず目を見開いて拝見させていただきましたよ~~
みなさま さぞ ご満足で 喜ばれたことでしょう❣
ホンマさま 私も初めてでいい経験でした。織物をされている人には特に良かったようです。