驚きと感動の連続!坂井市龍翔博物館の魅力を探る
福井県の魅力は、知れば知るほど驚きの連続である。昨年リニューアルされた坂井市龍翔博物館は、子供から大人までが楽しめるように展示方法が工夫されており、そのクリエイティブな見せ方に感心しきりである。
龍翔博物館は、港町・三国の自然と歴史風土および文化遺産を紹介する施設として、1981年11月1日に開館したみくに龍翔館が前身である。その外観は、1879年に大阪の柳自知が設計したとされる龍翔小学校を模しており、その魅力的な建物にも驚かされる。
福井県は北前船の寄港地であった歴史を持ち、現在ではブランド蟹の水揚げ港としても有名である。
海の幸に恵まれた福井県は、山と海の両方の魅力を兼ね備えた豊かな県である。館内の展示を見学すると、多くの偉人が輩出された歴史や、大きな祭りの山車が再現されているがその豪壮さに目を見張る。
入館すると正面には、福井県に富をもたらした北前船のモデルが展示されている。
地域の産業を紹介する展示では、細幅織物が取り上げられていた。今まで何気なく見過ごしていた細幅織物。ネームタグなどは私たちは至る所で目にしている。
エイトリボンの展示は特に印象的で、美しいリボンと缶バッチもどうやら想像を超えていると思うと、エイトリボンの工場見学への期待が一段と高まった。
各階ごとに展示内容が変わり、訪れる者を退屈させない工夫が随所に見られるこの博物館は、何度訪れても新たな発見がありそうだ。
4階の展望室だけが見どころだと思っていたのは勘違いで、館内をバタバタと見学したが、もう一度ゆっくり訪れてもっと深く理解したいと思った。
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