旅に出たなら何食べる-茶寮なか尾/山代温泉
大変素晴らしいお弁当を頂く機会があった。山代温泉にある「茶寮なか尾」である。「茶寮なか尾」は昨年12月に和のカフェとしてリニューアルオープンしたばかりの店である。
昨年8月まで「割烹なか尾」として営業しており、その期間中にミシュランの一つ星を獲得していた。これにより、その料理のクオリティの高さが証明されている。和のカフェとして再出発を遂げた今も、その伝統と技術は健在である。
今回頂いた懐石弁当は、事前予約をしてから伺った。期待を胸に訪問したが、その期待を裏切らない見事なお弁当だった。
お弁当には、季節の食材をふんだんに使った色とりどりの料理が詰め込まれていた。繊細な味付けと美しい盛り付けが印象的で、一品一品が丁寧に作られていることが伝わってきた。特に、鮮度の良いお刺身や、熱々の天ぷらが印象に残っている。
メイン料理に見とれ、味わい、カニ料理でもあるまいに静かな食事時間が流れた。そろそろ終わりかけた頃に「治部煮」が運ばれた。料理の美味しさに圧倒された後からそっと出された「治部煮」にお得感が爆発した。
「茶寮なか尾」の詳細については、以下のリンクをご覧ください。。
茶寮なか尾公式サイト⇒ ★
この懐石弁当は6月末で終了すると言われて、かなりショックだ。
実はこの弁当は4180円 税込みである。コスパが良すぎると思っていた。「お弁当は形を変えてご提供します」と言われたので、楽しみにしている。
弁当以外には甘みが充実している。弁当で満腹だったのと先に急ぐ予約をしていたので今回はパスをしたけれど、ご案内したグループの面々には「別腹に入ったのに―」と恨まれた。
再訪の際には、甘みのメニューも試してみたいと思う。山代温泉を訪れる際には、ぜひ「茶寮なか尾」で特別なひとときを過ごしていただきたい。
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