心の軽さを感じる帰り道

久しぶりに気の置けない友達と笑い、話し合った一日だった。
気がつけば夕方の五時を指しかけている時計を見て飛び上がり、帰途についた。
何を話したのかと言えば、記憶に残るものは何もない。
ただ、すべてがスルスルと聞き流せる話ばかりだったが、それが一番良いのだ。
聞き上手な友達を相手に毒舌を吐きまくったが、帰り道の心の軽さは何だろう。
スイカでのどを潤し、香り高い紅茶で脳を刺激し、高校生のように話し続けた至福のひとときであった。

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