病院のエレベーター|姉母の手術当日
病院のエレベーターは、何故2基とも同じ方向に動くのだろう。
駐車場は何故高層階にしか空きがないのだろう。
毎日、そんなことを考えながら病院通いをしている。
夕方から始まった姉母の手術は、2時間半ほどで終わった。
事故もなく、スムーズに終了したとの事まずは、安堵した。
病室に帰って来た姉母は、唇が紫色に変り蒼白になっていた。
「寒い、寒い」と震えている。
看護師さんが慌てて電気毛布を持ってきたけれど、首元から入る風まで寒がっていた。
手術室が寒かったのだろうと言われたけれど、部分麻酔の姉母は、寒さに震えながら「手術の説明をインターン生にしている」長い時間を我慢していたと私に訴える。
手術の患部はよく見てくれたのだろうけれど、患者の体の状態に気が付かない手術室。
やっぱり変だ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。