枇杷の葉の贈りもの

姪が家に来てから、季節の手しごとが増えた。
梅酒、スモモ酒、そして今年は枇杷の葉の焼酎漬け。

最近、肌のかゆみや薬への反応がひどくなってきた私を見て、姪が「枇杷の葉は万能薬よ」と言い出したのだ。
でも、そんな葉っぱどこで手に入れるのかと思ったら、「ほっとすてーしょん比良」さん経由で、立派な葉を分けていただけることに。
あまりに美しくて、写真に撮ろうと思っていたのに、姪がさっと洗って瓶の中へ。
まるで仏さまの手のようだった枇杷の葉は、薬になる準備を始めた。
けれど、効き目が出るのは2年後。
「その頃にはもう生きてないかも」なんてつぶやいた私に、姪が笑って言った。
「うちの冷蔵庫に古いのがあるから、まずはそれを使って」
その言葉に、ふっと心がゆるんだ。
いたわってくれる人がいる。それだけで、もう十分に薬になっている気がした。
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