旅支度ー東北へ

弘前と青森の間に「鶴の舞橋」という「日本一長い木造の三連太鼓橋」がある。
橋好きの私は今一番みたい橋である。
我が家から北陸自動車道経由で945km先にある。
高速を走って2日かかる。さてどうする。
たまたま、名古屋発仙台行きの太平洋フェリーの大割引があった。
約770キロの行程を約19時間かけて行くという船旅だ。
フェリーを降りるのは夕方なので盛岡に宿をとった。
翌朝170kmの道を走って「鶴の舞橋」に会いに行く。

「鶴の舞橋」は、1994年に、灌漑用のため池として使われていた「津軽富士見湖」に架けられた。
橋のデザインは飛翔する鶴をイメージし、錦帯橋などのアーチを参考にして総青森ヒバ造りだそうだ。
アーチの頂上は8mもあってビルの3階分の高さに相当するらしい。
この橋から始まった旅計画は、次に車で行くことは無いだろうと考えると、段々コースが長くなった。
東北を縦に走り、横に走り、日本海側から太平洋側を走る9日間のロングドライブになる。

家人は留守中の庭の始末に没頭している。
私は旅先の確認に没頭している。