祇園祭
今夜は祇園祭の宵山。
宵山に出かけたのは、京都に住み始めた最初の年と、その10年後位に出かけたきりで山鉾巡行すら行ったことがない。
長刀鉾のちまきを買って、どんなお団子が出てくるのかと楽しみに開いたら、空っぽだった時の落胆を今でも覚えている。
魔除けに玄関に下げておくものらしかったけれど、何も知らない時だったのでびっくりした。
祇園祭は梅雨明け直前の蒸し暑い時期で、大勢の人並みに揉まれるのが苦手というのがその理由だ。
今年は7万人以上が烏丸通りに溢れているらしい。
お祭り好きの性格に、人混み嫌いは似合わないけれど、この時期は京都市内に出かけるのも控える。
未だ若い頃は、京都四条通りに流れる「コンチキチン」の祇園囃子を聞くと心が弾んだものだった。
今は、暑さがいや増すようで億劫になる。
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