陰性という結果と、発疹という現実

昨日は、比叡山を越えて京都まで出かけた。1週間前に生検の為に皮膚を切除した部分の抜糸があり、それと同時に、薬に対するリンパ球反応検査の結果を聞くためであった。
結論を言えば、検査は「陰性」。重要な常備薬に加え、規制の厳しい高薬価の薬まで含めて調べてもらっていたため、もし「陽性」だったら影響は大きかった。正直、ホッとした。
医師からは、「化粧品を替えましたか?」「洗顔石けんは?」「シャンプーはどうですか?」と、いくつもの質問を受けた。けれど、怠け者の性格のせいか、これらはすべて10年以上変えていない。だからこそ余計に、どれも原因には思えない。
薬が陰性となると、ここから先はぐっと厄介になる。口元から採取した皮膚の生体検査の結果は、まだ出ていない。今日、新たに追加で別の薬についても検査を依頼した。それらも含めた最終的な結論は、三週間後になるという。
問題は、「薬を飲むと発疹が出る」という事実が、今も変わらず続いていることである。薬物アレルギーが陰性であるにもかかわらず、だ。
では、いったいこれは何なのだろうか。
心因性の発疹、いわゆるストレス性の反応。そういう可能性もあるようだ。「薬を飲む=発疹が出る」という経験が繰り返されることで、条件反射のように体が反応してしまうことがある、と。
厄介なのは、こうした心因性の反応は、自分では気づきにくいということである。
たしかに思い当たる節がまったくないわけではない。「坐骨神経痛」を、どこかで自分が受け入れきれていないこと。それは自覚がある。しかし、なってしまったからには、今はとにかく一日でも早く治すことを第一に、信頼できる医師のもとで積極的に治療に取り組んでいる。
そういう意味では、悪くなるような要因に思い当たるものは見当たらない。けれど、薬を飲むたびに、今もなお発疹が出る。しかしかなり薄くはなった。原因不明のまま時間だけが過ぎていくことが、なんとももどかしい。
原因がわからなければ、避けようもない。対処のしようもない。けれど、あきらめたくはないのだ。
体が確かに反応しているにもかかわらず、医学的には「問題なし」とされる――そんなことも現実には起こる。
もどかしく、不安にもなるが、同じような経験をしている人は、決して少なくないのではないかと思うのだが、どうだろうか。
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