師走の日々

クリスマスが終わると新年の支度を始める。
来年の干支、龍のわら細工を新調した。

しげしげと眺めている私に、娘が一言
「干支は12年に一度でしょう」
龍がもう一度干支になる時に私がこの世にいるとは限らない。
そう言う年齢に差し掛かっている事をすっかり忘れていた。

今年はわら細工で大失敗をした。
ご近所さん旅行で高千穂に行った時、宮崎へ向かう道筋に「たくぼ」というわら細工を作る工房があることが分かった。
道の駅に展示されていたので、チラッと見たけれどHPを見てゆっくり判断しようと買わずに帰った。
早速HPを見ると何時でも買えるのではなく、会員手続きをして、販売日のお知らせを頂いて申し込むようになっていた。
いよいよ販売日、手作りなので数には限りがあると書かれていた。
どれにしようかと色々迷って2種類ポチッ
待って待ってようやく届いた箱がやけに大きい。
恐る恐る開けると、何を間違えたのか家のどこにも掛けられないビッグサイズとまさかの小さいサイズ。
そういえば写真を見てポチッたので、サイズを見なかった。
押し入れに収納するもやっと入るサイズだ。
「自分でやった事だから仕方がない」と家人は言うけれど、箱が目に入ると血圧が上がりそうだ。
かくなる上は「メルカリ」に出すしかない。
直ぐに販売出来て肩の荷を下ろしたけれど、大きいので配送費が高かった。
来年こそは、落ち着かなければ、転んだら「わら細工」レベルの痛手では済まない。

師走のとある日、叡山電鉄一乗寺駅の近くを通りかかったら素敵なレストランを見かけた。