マイナンバーカードのあれこれ

沖縄 ふくらぎの並木
6月30日からマイナンバーカードでマイナポイントを受け取れるようになったと広報されている。
マイナポイントを付与する事でマイナンバーを普及させたいと政府は誘惑してくる。
それでも現在50%程度の普及率らしい。
何故普及しないのか?

個人情報がシースルーになるのではないかと不安がる人は多い。
私はシースルーになって困ることもないので、案外早くにカードを作った。
何が便利だったかと言うと、姉母の永眠に伴い年金や保険の手続きをした際に、マイナンバーカードを提出すると書面の何枚かが省略されていたって簡単に終わった事だ。
それ以来マイナンバーの出番はなかったが、この度健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録をするとマイナポイントが15000ポイントも付くと言うので早速やってみた。


モネの庭 ひなげしの丘

受け取り手続きをマイナーアプリでやろうとすると、受け取るキャッシュレス決済サービスのIDだの暗証番号だのと何かと面倒でイライラした。
逆に受け取るキャッシュレス決済カードについているマイナポントのアプリから入るとあっけなく手続きが終わった。
受け取りにかかる期間もカードによって2ヶ月くらいの差があるようだ。
私は普段使いにしているpeypeyカードで受け取った。2日くらいで15000ポイントが付与された。
いずれ免許証や健康保険証がマイナンバーに統一されるのなら今の内にマイナンバーを作ることをお勧めしたい。
自分の頭で理解できるうちに手続きを済ませたいと自分理由がもちろんある。

ただ一つ腑に落ちない事がある。
マイナンバー保険証を利用する場合、これにオンライン資格確認システム利用の対価として新たな料金が加算される。自己負担3割の場合、初診で21円、再診は12円。ただし受診の都度かかるわけではなく徴収されるのは、月1回となる。
オンライン資格確認システム利用の対価とは何かというと
医療機関や薬局では、受付時に医療保険を提出し、医療保険の資格を確認する必要があります。この医療保険の資格確認をマイナンバーカードの読み取りによって出来るようにしたのが「オンライン資格確認」とよばれるシステムです。

つまり月が替わるごとに保険証を提出して確認する事が不要になり、薬局や医療機関の手間が省けます。
けれど私たちの負担は増えるのです。
僅かであってもこのシステムは受け入れがたく、普及が進まない事の理由にもなりそうだ。
負担が軽減される医療機関や薬局でご負担願えないだろうか。
メリットは縷々宣伝されているけれど、デメリットの広報は少ない。
私は当面保険証を毎月持参する。
マイナポイントは銀行振り込みではないようだ。
申込みにはキャッシュレス決済サービスが必要とされている。
キャッシュレス決済は嫌と言う人にはハードルが高い。


モネの庭

キャッシュレス決済を使わない理由の一つは使いすぎが怖いというもの。
私の場合、最近はpeypeyの「後払い」を使っている。これはカードを使うのと同じことで使った分だけが請求される。
残高不足を心配してレジの前で大急ぎでチャージする事が無くなった。
結果的には普通にpeypeyを使っていた時よりも節約できていると思っている。
デメリットは、買い物のほとんどがカードか電子決済になったので現金が余っているように勘違いする。
財布にある現金をつまらない事に浪費して後悔することがある程度だ。
メリットは小銭を受け取らないので財布が軽い。
レジで小銭を探す手間が要らない。
慣れてしまえば、キャッシュレスは携帯に明細も残るので便利この上ないと私は気に入っている。
使い慣れれば大したことないと簡単に言えるけれど、慣れないひとにはハードルになる。
携帯電話やパソコンの普及で私達の生活はここ数年目まぐるしく変化した。
右手で断捨離、左手で新システムを取得する綱渡り世代である。

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