さらに、美味しい方程式 -「分とく山」野崎洋光が明かす|和風料理の新入生

コート類はとっくにクリーニングに出したと言うのに、想像を絶する寒さ。
真冬の方が未だ暖かかったんじゃないのーと思うくらいに寒い。

「さらに、美味しい方程式 -「分とく山」野崎洋光が明かす」
この本を買ったのは多分10年以上前ではなかったかしらん。
和食頑張るぞーと思った頃だろう。

パラパラ見ながら「面倒くさそー」で本棚にしまい込んでいた。
最近、姉母の食事作りに頭を悩ませて、あれこれと料理本を見ている時に見つけて読み始めた。
あれれ・・我流で作る和風とは大分違うみたい。
そういえば私の和風は美味しくない。
読めば読むほど、下ごしらえの大事さが良く分かるし、調味料はほんの少ししか使ってない。
出しを丁寧にひこうと昆布を水につけていたりカツオ節を大量に入れたりと頑張ったけれど、案外出しを使わなかったり。「さしすせそ」を守らないものまである。

和風料理の新入生になったつもりで逐一本を読み返すと、目からウロコ。
「野菜は灰汁を抜き、下ゆでしてひと煮立ちしたらざるに取って表面の水分を飛ばします。何故だか、お分かりでしょう。」と書かれています。
答、「つまり、表面の水分が抜けていれば、煮汁がスーッと入りやすくなると言う訳です」
まるでマンツーマンの料理教室のようだ。
料理上手になるのには数学と化学の知識も必要なようだ。
ここがダメだったから、未だに自信はない。

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