高齢者の事情ー2
この頃困る事の一番は不用品の始末である。
大型ごみの収集が無くなった。
物干し竿は買えても古い竿を捨てる事が出来ない。
指定のごみ袋に入るサイズでしかゴミとして出せないから。
家人は切ればいいと言うけれど、ステンレスの竿ですぞ。
長箒ですら困る。
椅子や机の引き出しも不要になったので今日は思い切って大型ごみの整理をした。
大津市の場合、捨てたいもののリストを市役所に出して承認を受け、ゴミ処理場に自分で持ち込むのが一番早く、安価でもある。
今日こそ、それをしようと朝から家人と精を出した。
けれど、ここまで出来るのは今の年齢が限界かもしれない。
椅子や引き出しを狭い階段を使って2 Fから下すのは大変だった。
支所に行って市の承認が下りる間、係の方と話をしてみた。
ゴミの山に囲まれて暮らしている人がいると報道されるけれど、最初のきっかけは捨て方が分からないからではないかしらん。と言う事。
以前のゴミは何の袋で出してもよかったのに、今は指定ごみ袋なるものがある。つまりゴミは全て有料なのだ。
山の中に不法投棄のゴミが溜まり始めたのもこれがきっかけではなかったか。
市民生活はジワリと暮らしにくくなっている。
そして一番安価の方法で出した大型ごみは¥700で受け取ってもらった。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。