ノブちゃんロスでございます

九月に入り、NHKの連続ドラマが次々と最終回を迎える。
今年は朝の「チョッちゃん」と「あんぱん」、午後の「とと姉ちゃん」を欠かさず観てきた。どの番組も戦前から戦後を舞台にしているので、あの時代の家庭を比較しながら観るのもまた一興であった。実在の人物がモデルというのも親しみやすく、番組内で終戦を迎える番組があると他の番組に「もうすぐ終わるよ」と励ましていた。
しかし、それらの番組が一斉に終わるのだから、何とも落ち着かない。頭では「すぐに新しいドラマに夢中になる」と分っているのに、心は妙に寂しい。とくに今日で幕を閉じる「あんぱん」は格別である。ノブちゃんのぱっちりした目に毎朝元気をもらい、たかしの「ノブちゃん」という声の響きには何度もしびれた。朝の栄養ドリンクより効き目があったかもしれない。

思い返せば、四国旅行で乗った電車も「あんぱんまん」のラッピングであった。地域に愛されるキャラクターであることに感心したものだ。そんなノブちゃんとの別れは、やはり辛い。これを「ノブちゃんロス」と呼ぶべきか。いや、いい歳をしてこんなに打ち込んでいる自分に、むしろ笑ってしまう。

若いころは仕事に追われ、ドラマに心を揺さぶられる余裕もなかった。それが今や、最終回ごときで胸がいっぱいになるのだから、我ながら面白い。高齢になると喜怒哀楽が薄れると言われるが、どっこい、こちらはむしろ濃縮還元中である。

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