旅ゆけばー観光編・青森県・田んぼアート

青森の田んぼアートをテレビで観た時は、実際にそれを見に行くとは思ってもいなかった。
ところが6月に青森に行くとなるとやっぱり「田んぼアート」は外せない。
気になるのは田植えの時期。
ライブカメラがあるので日々その様子を見ていた。
出掛けた日は、見ごろには遠いけれど雰囲気は分かる程度だ。

朝、盛岡のホテルを出て170km先の「鶴の舞橋」まで走り、弘前まで戻った所で突然の夕立にあった。
幸い「ねぷた村」の中にいたので濡れずに済んだけれど、田んぼアートは絶望かと思ったら夕立は1時間も降らずにあっけなく上がった。
ねぷた村から田んぼアートまでは9km 15分はかからない。
雨上がりの道は濡れて綺麗だ、田んぼも潤っているだろう。

遠くから天守閣が見え始めた。

まさかと思ったが、天守閣を持つ建物が「田舎館村役場」で4階展望デッキより第1田んぼアートが観覧できる。
今年のテーマは、青森市出身の世界的板画家・棟方志功の生誕120年を記念し「門世の柵」とオランダの画家フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だった。
5月28日に行われた第1田んぼアートの田植えには約900名が参加されたそうだ。

1993年に3色の稲でスタートして今では7色の稲を使いこなしている。
遠近法を使って田んぼを細かいパーツに分けた設計図を基に立体的に見せる技術は他のどの地域にも負けない緻密さと芸術性の高さから全国からファンが押し寄せ、ピーク時には展望台エレベーターは1時間以上の待ち時間になるようだ。
この時間の観覧客は私達だけなので丁寧な解説を受けられた。

田んぼの近くに行くと細かく測量してくい打ちをしている様子が分かった。

今年で田んぼアートは30回目となる。

弥生の里展望所(第2田んぼアート)は、コミックス全世界累計発行部数5億部を超える漫画「ONE PIECE」に決定。
第1田んぼアートと第2田んぼアートの会場間移動は無料シャトルワゴン「たさあべ号」が、6月10日から最終日まで運行される。

7月の半ば頃には素晴らしい田んぼアートに仕上がるだろう。

鶴の舞橋と田んぼアートだけでも青森に来た甲斐はある。
けれど、青森の魅力はこれだけではない。
本州最北の青森県はアートに溢れていた。

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