バルバラ没20年メモリーコンサート ‐ 中村扶実|久々のシャンソン

時々シャンソン歌手の「中村扶実」さんからコンサートのお誘いを頂く。
丁寧に書かれたお手紙を読むと、是非にと思うけれど、なかなかタイミングが合わなかった。
今日は久しぶりに豊中文化芸術センターの『バルバラ没20年メモリーコンサート』に出かけた。
会場の小ホールは木造りでステージの正面は外が見えるように設計されていた。
とても居心地がいいと思ったら今年の6月に建て替えられて、未だ真っ新のホールだった。
午後から降り出した雨で、外の緑は艶々としてステージの黒いグランドピアノと良い感じで対比していた。
今日は、今年11月にパリで開催される「日仏交流シャンソン公演」に参加されるメンバー16名のステージだった。
沢山の歌手のステージは実は苦手である。
半面、素晴らしい歌手に会えるかもしれないと思って期待することも。
けれど大抵裏目が多かった。
全ての曲がバルバラ(Wikipedia)の曲で構成されている。
ピアニストはアルベルト田中。今日は一番間近で演奏を聴けた。
中村さんはコンサートではいつもバルバラを歌っているので知っている曲は沢山あった。
16名でバルバラの曲を分け合って歌うのだから、人気の曲は奪い合いではなかったかしらん。
その所為かどうか、始まってしばらくは聴くのに疲れた。
1部の終わり頃に江川真理子さんが「黒い鷲」を歌った。圧巻の歌声に魅了された。
これから後は、実力歌手が揃っていて時を忘れて聴き入った。
中村扶実さんは終わりから3番目「ウィーンにて」と「秋になります」を歌った。
いつも黒い衣装でスレンダーに登場されるので、今日の衣装はと楽しみなものだ。
ところがビックリ、思いがけない訪問着だった。
頭の上を抜けていくような、高音の素晴らしさを、久しぶりに聴かせてもらった。
シャンソンは夫婦で好きなので機会があれば、たまにおめかしして出かける気分転換には何よりである。
最近、留守番の多いきなこは「待っててね」の言葉を聞くとこのスタイルで「行ってらっしゃい」をしてくれる。
「行かないで」と泣かれるのも困るけれど、ここまで無関心にされるのも、ちょっとどうかと思いまするが。
施設情報
施設名 | 豊中市立文化芸術センター |
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住 所 | 〒561-0802 大阪府豊中市曽根東町3-7-2 |
TEL・FAX | TEL:06-6864-3901 FAX:06-6863-0191 |
駐車場・ 各交通機関 |
駐車場:有 ■ 車の場合: 地下(有料)75台(内小型12台、内車イス用3台)初めの30分は無料。その後30分毎100円。 小型自動車でお越しのお客様はなるべく小型用スペースにご停車くださいますようお願いいたします。 ■ 電車の場合: 阪急宝塚線「曽根」駅より東へ約300メートル 徒歩約5分 |
開館時間 | 9:00~20:00 |
休館日 | 毎週月曜日(祝日と重なった場合は翌平日) 及び年末年始12月29日から翌年1月3日 |
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