山村御流のいけばな展

今日から、京都高島屋で山村御流のいけばな展が始まった。
最近の生け花は芸術性を重視する所為か技巧的であまり好きではなくなった。
私も草月の師範を頂いたけれど、40年ほど看板は押し入れに入っている。
家の形態が洋風になると床の間に飾りたくなるような生け花は姿を消しつつあるように思える。
その代わりフラワーアレンジメントは大盛況。
そこに行くと山村御流はかたくなに「花は野にあるように」と言う生け方を守っている。
家元は奈良の圓照寺奈良市山町にある臨済宗妙心寺派の尼寺である。
skogの企画展に何度か参加して頂いた川北 成彦さんのお母様が御流の師範をされていて、成彦さんのガラスの花器に生け込まれるとお聞きしたので早速出かけた。
細くて背の高い花器に薄紫の唐松草が楚々と活けられていた。
今まで見た事のない花器で、この展覧会の為の新作だそうだ。
いいなあ―。親子のコラボって。
撮影禁止で写せなかったのは残念。

どの生け花も枝のステムを活かした流線と根締めの花でまとめられている。
花は野にあるように、楚々としているけれどその花器は渋いけれど、目が釘付けになるほどのものが多かった。
会場は大盛況で素敵な和服姿もこの展覧会にはとても似合っていた。
日本人で良かったなーと感じられるいけばな展です。
是非、お出かけ下さい。

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