年の瀬風景 – 近江町市場と錦市場

私の年末は恒例の市場巡り
この頃は食材を求めるではなくて、雰囲気を味わう事が目的になっている。
金沢で暮らしていた30代は飲み込まれそうな巨大市場だと思っていた市場も、近年ビルに建て替わり、寿司や海鮮丼を食べさせる店が増えた。
そしてその店の前に朝の10時には行列が出来ている。
着ぶくれした行列があると通行もままならないので、食材を販売する店舗との間は難しくなっているのではと、要らぬ心配をしている。


この時期近江町は、蟹とぶりが一番の売り物となる。
今年は、せいこ蟹、が不漁で高値になったのに越前ガニは10000-20000くらいで大物が並んでいた。
「お姉さん、今年はセイコじゃないよ、大きい方を買うんだよ」と呼び止められるけれど、我が家はセイコ蟹が大すき。




私の買い物はセイコ蟹と蕪ずしと加賀のお菓子
初めて浅田屋さんの「伊達巻」を買った。

そして今日は錦市場
ここも試食があるところで人だかりで動けなくなった。
けれど、去年と人出が違うように感じた。
近江町でもそうだった。行きつけの寿司屋の大将が「拍子抜けだ」と言うほどに。
韓国からのお客さんが少なくなったせいだろうか?


近江町にカニや鰤はないけれど、お節料理やタイの姿焼き等々、お正月風景を楽しませてくれるものがある。

私の目的は津乃弥さんのりゅうひ巻きのみ。


有名な出汁巻きは既に完売。

ちょこっと、デパ地下に寄ってお正月の飾りつけを見て回った。

金沢と京都の市場はそれぞれに地域性があって、近江町市場ではお節料理を見かけなかった。
真っ赤に染めた巨大タコは「紅白」の縁起物とされている。
例年はバケツ一杯売られていたけれど、今年はそれ程目立たなかった。
タイは焼いてないけれど、ブリの切り身は大きくなった。
けれど、花形はやはり蟹のようだ。

京都の錦市場は
出汁巻き
お節
鰆や鮭の西京漬け

京漬物 
蒲鉾
どちらかと言うと大人しい雰囲気と言えるだろう。

今年が最後だろうかと言いながらここ数年は金沢に車を走らせている。
我が家の行事ではあるけれど、金沢の帰り道は「健康に過ごせたから行けたのだ」と夫婦で確認し合っている。
それは、来年も変わらず同じことが出来ますようにとの願いが込められている。

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