阿弥陀寺の天井絵

昨日から阿弥陀寺本堂の天井絵「彩華来迎花浄土之図」が公開されている。
日本画家上田幸子先生が制作されたもので、友人のYさんも数年間この仕事にかかわっていました。
126枚の杉板に70種類の花が描かれています。
仏が乗る蓮台に、蓮の花や鳥、数珠などを組み合わせた図柄を中心にして周辺には蓮や椿、藤等の花々を配置しています。
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阿弥陀寺のお坊様が「阿弥陀様は念仏を唱えれば、この蓮台の上にすわり、私達をお迎えに来られて、花が咲き乱れる極楽浄土に連れて行ってくださる」と花浄土の説明をされていました。
「お念仏を唱えるだけで直ぐに来て下さる仏様はは阿弥陀様だけですよ」と念を押されたが、こんな綺麗な浄土なら行ってみるかと思うほど、煌びやかな天井絵だ。
一昨日は、上田先生のご主人の7回忌にあたりその日の為に5年半をかけて完成させたそうです。
これまでは天井絵はないお寺でしたが、阿弥陀寺は織田信長の墓所がある由緒正しい古刹です。
本堂の裏にまわると、本能寺の変で一緒になくなった家臣の墓や森欄丸を初めとする森3兄弟のお墓も並んでいました。

これから先、阿弥陀寺があるかぎり天井絵はこの世に残ります。
その完成披露に立ち会えたのは無上の喜びでした。
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