ギャラリー&工房 ポ蘆ポ蘆 オープン
金属作家、洋画家、オルガニストと多才な顔を持つ松尾 陽子さんが京都大徳寺の町家にギャラリーをオープンされました。
毎月第1,第2土曜日、またイベント時だけオープンするギャラリーと工房を兼ねたスペースで、アクセサリーやオブジェを創る様子や道具もご覧頂けます。
京都市北区紫野上築山-7
町屋の玄関を開けようとしても、この小さい玄関戸が開かないのです。
「少し持ち上げてー」と中から声が聞こえる。
扉を浮かせて横に滑らすと開くという仕掛け。
「京の町家はみんなこんなもんよ。子供の頃から慣れているから、これが普通と思っているの」と松尾さんはケロリっとおっしゃる。
玄関を入ると小さな土間がありそこには松尾さんが得意とする大山椒魚が掲げられている。
そして、玄関には私が自宅用に制作していただいたステンドグラスが2畳の半分を占めて置かれていた。
このステンドグラスは大きく重く、松尾さんが動かすには限度を超えてしまったのではないかと心配していたのだけれど、彼女はしっかり仕上げてくれた。
床に置いているので光を通した美しさをお目にかけられないのが残念です。
イメージは「ムーン ライト」
大きな月に見立てた薄紫のガラスの中を水の帯びがながれています。
松尾さんはステンドの作家ではないので画家の目でこれを作られたそうです。
細部にそのこだわりが残っています。
帰り道の湖西道路に富士山が見えました。
まさか!!
雲が作った富士山でした。
コメント
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良いものばかりに囲まれて羨ましいですよ!
こんな素敵な作品を作る方達とお話ししてみたいです
センスが磨かれていきますね
光が差し込んだら素敵なステンド!重厚で素晴らしいです
もうちょっと若かったら着てみたいグレーのコートに帽子
良いな~って見ました
yumikoさん
本当に幸せですよー。
松尾さんの周りに集まる方々が、またユニークで、私の知らない世界を垣間見ました。