雪日に好き好んで金沢へ
北陸方面に「大雪警報」が出ているらしい。
朝までどうしようかと、思案していたけれど大津には雪がない。
ネット検索では金沢にも雪雲はない。
来週末も同じような気配なので、「出かける」と決定した。
金沢に出かけるのには、大津からは湖西道路を北上して敦賀から北陸自動車道に乗るコースで200km3時間。
敦賀までの山中に国境と言うスキー場があるので、そのあたりの積雪が気になるところだった。
所が、昨日の雪は、比良あたりから積雪になっていたけれど、山の中はあっけないほど少なく敦賀は晴天で雪もなかった。
金沢の雪景色は期待外れ。
Yさんを誘っていたので、ちょっと東茶屋町あたりを散策したけれど、そのころになって雪の粒が見えてきた。
金沢の日帰りと言うと驚かれるけれど、片道3時間は我が家は日帰り。
けれど滞在時間は長くて5時間くらいだろうか。
改めて観光する訳ではないので、京都に買い物に出かけるのと気分は変わらない。
昨日も、ちょっとしたお得な買い物をするためだった。
さて帰ろうかとする頃に、いきなり吹雪始めた。
雪がフロントガラスに当たり花火のように砕けていく。
風が強くなると雪は上からではなくて横から打ち付けてくる。
瞬間、前が見えない。
前を走る車のテールランプを頼りに走らせる。
北陸自動車道は突然吹雪いたり、止んだりと様々だった。
道路は雪の降り始めで、除雪はなく白い道が続くばかり。
敦賀近くの南条SAでタイヤチェックを受けないと走れないという貴重な経験をした。
そして、福井県と滋賀県の国境のある山中へ。
雪雲は切れているので案外に走りやすいと思った途端に、木に積もった雪がドサッと落ちてくる。
融雪の水が飛沫を上げる。
対向車がはじいた水がフロントガラスを直撃、急に視界ゼロ。
雪柱のようなものが突然襲い掛かる。
その内ワイパーに絡まった雪は氷になり、ガラスの水滴をぬぐえなくなった。
幸い道路端に近い助手席の方だったので、何とか運転は出来る。
山道を抜けて琵琶湖が見える(実際には見えなかったけれど)ところまで帰ってホッとしたのも束の間。
そこは吹雪、吹雪、氷の世界。
前方に除雪車、渋滞が始まった。
それからは、地元の強みでわき道を利用して無事に一日の金沢旅行をを終えた。
ガレージに車を入れると金沢から4時間かかっていた。
ふー無事で何より。
今朝の庭
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