雪見ドライブ
京都にコーヒー豆を買いに行くという家人に付き合って助手席に座った。
普通に行けばすぐの所だけれど、折角雪が降っているのだからと、わざわざ三千院を経由する山道を選んだ。
年末にカメラの先生に出された宿題が出来てないので、写真を写せるチャンスを探している。
少し、北に向かうと、どっぷりと雪を被った畑が続く。
薄日が差して、雪の白さがまぶしい。
大原の里も深々と雪の中、三千院の駐車場には観光バスも人影も流石になかった。
金沢からの帰り道のようになってきたけれど、昼間の道はすごく楽だ。
金沢から帰ったままにしていた車を今朝掃除すると、ワイパーの下から厚さ数センチの大きな氷の塊が出てきた。
ライトにも雪が積もり、前方が見えにくかったうえに、センサーが作動しなくなっていた満身創痍の車が、掃除されて喜々と走ってくれた。
昨日の女子駅伝でボタ雪を降らせた京都市内の雪は、ほとんど溶けていて、鴨川に少しの名残があった。
帰り道も、わざわざ比叡山の山を越える道を選んだ。
ところが、突然雪が激しく降り始め、みるみる山道を白く埋めた。
やはり、動けなくなった車がいた。
多分、ノーマルタイヤだろう。
ノーマルで山道に入ってくるのは無謀だけれど、それほど、山道は一瞬に表情を変えてしまったのだ。
雪国の方々が雪かきに追われているというのに、九州女の私は犬ころのように雪を喜んでしまう。
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