震災の日

北山大橋より
 
年が明けると、毎年震災の日の朝を思い出す。

今年で22年が過ぎた。

神戸の人口の40%は震災を知らないという。

そして3月になると東北の震災を思い出す。

 

どちらも、寒い日だった。

湯の出る流しを使いながら、申し訳なさに身が縮んだ。

 

震災から22年が過ぎようと、あの日の朝の揺れは体が覚えていて、忘れない。

 

先日観たシネマ「この世界の片隅で」は原子爆弾で街や家族を奪われたけれど、震災や津波も街や家族を奪い去る。

本当は、今日と言う日は永遠には続かない。

普通の生活の豊かさを、思い出させられた。

 

何方の上にも普通の日々が続きますように。

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