バスツアー-百十郎桜

スーパーの日帰り旅行ご招待の葉書が届いた。
投函したことも忘れていたのに、岐阜の桜見物に連れて行ってくれるというツアーだった。

AM7:30の京都駅八条口
次々と大型バスがやって来る。
行き先はそれぞれで、一般公開が始まった姫路城行きや温泉行きのバスが中高年をギッシリ積み込んで出発して行った。
私の行き先は岐阜県各務原市、新境川の百十郎桜
この桜は大島町出身の歌舞伎役者、市川百十郎翁が1200本の桜を寄付して昭和6年に植えられたものという事は現地にある石碑で知った。
何しろバスのお客は寄せ集め、ガイドさんなし、ツアーコンダクターとおぼしき青年はこの道2か月の新人さん。
遅れないようにバスに乗ったものの、どういうコースを走るのかも知らされないままに出発進行。
このツアーは当選者一人がご招待、同行者は8350円と意外に高額だった。
だからと言う訳ではないだろうけれど、一人参加の人が多かった。
ガイドさんがいないバスなので車内は勝手に騒がしく盛り上がっていた。
それで、暫く車内観察をしてみた。
これって、結構面白い。
発車と同時に朝ごはんを食べ始める人、プーーンと独特の匂いが辺りに漂う。
やおら入念なメイクに没頭する人、人目も何も気にするところなくつけまつげまで付け終わると次はサンドゥイッチを食べ始め、食べ終わると爆睡を始めた。
それでも、ひたすら走るところはバスのいいところ。
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家の周りの桜は未だ開花していなかったので、今日桜が見られる事はないだろうと半ばあきらめていたのに、百十郎桜は8分か9分咲きの一番いい時期だった。
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桜堤の下を流れる新境川には鯉が泳ぎ、
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時折電車が、風景を切り取って走る。
DSC_4085.JPG
屋台が並んで、気分を盛り上げる。
トウモロコシに醤油を塗り炙るプウーーンといい香りが鼻孔をくすぐる。
子供の頃にこれを買ってもらえなかった思い出は私もYさんも同じだった。
だからと言って、今食べたい訳ではないけれど。
子供の頃は食べたかったなあー。
DSC_4095.JPG
申し分のない、青空と桜の道。
贅沢な一日だった。

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