沈丁花が香る頃

何処からともなく沈丁花の香りが漂う頃になった。
どんなにしけた気持ちの時も、この匂いを感じると突然元気が湧いてくる。
花の匂いと言えば、高校3年生の時に校舎が火災にあった。
駆けつけた焼け跡に、金木犀の香りがしていた。
以来、金木犀の匂いを感じると、火事を思い出す。
そして、沈丁花はセーターを洗い始める時に重なる。
金木犀も、沈丁花もある日を境にしていきなり匂い始める。
そして、気がつけば厚地のセーターを一枚づつ洗い始める私がいる。
毎年の事だけれど。

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