クロアチアの旅ー6

旅に出て、良かったと思う事に、スロべニアのポストイナ鍾乳洞とクロアチアのプリトヴィッチェ湖群に行けた事だった。
どちらも、行く前の想像をはるかに超えたスケールだった。
プリトヴィチェの92の滝、16の湖は数からも凄い規模とは知れるけれど、水の透明度が素晴らしい。
「この公園一帯は1億3500万年ー6600万年前に造られた石灰岩地域でエメラルドグリーンの湖群は石灰華によって造り出された。」と説明された。
ブナの並木の下を歩くと、白神山地や富良野の青池か裏磐梯を連想するが、それらが何十個も集まった風景だろうか。
7月初めだったので、未だ空いていると言われたが、狭い木道を進むので混雑時は立ち止まるのが難しい。
木道は小さな丸太を横に並べていた。
日本は平板を縦に並べた木道が普通なので、歩きにくいことはこの上ない。
足元に気をつけて、滝を見つつ、前の人にぶつからないように神経を使う、足を使う、良いトレーニングになった。
そこに、ベビーカーを押して若いカップルがやって来る。
背中に爆睡中の子供を背負ったパパ、ママ。
走る子供達。
地元の人にも愛される場所らしい。
もしかしたら外国人かも知らないけれど、小さな子供連れが多いのに驚いた。
滝の飛沫がかかるところまで近づいて、存分にマイナスイオンを浴びた。
プリトヴィチェの標高は500-600mと思ったので、涼しさを期待したけれど,4時間近くの散策で体力を消耗するほど汗をかいた。
この日の歩数は、20000歩を越えた。
この旅は、家にいるより良く歩ける。見学が終わると食事をして1時間以内に眠ってしまう。
これは、いかに粗食といえども痩せないなーと感じたのは旅も半ばを超える頃だった。
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