クロアチアの旅-5

旅の4日目は、オパティアを8時半に発って、バスに揺られて3時間半、16の湖と92の滝が織りなす絶景の地、プリトヴィッチェ湖群国立公園へ向かった。

この日は、海沿いの道はリエカで終わり、山の中の高速道路を進んだ。

 

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リエカが近付くと、近代的なビルが見え始めた。

それまで、中世の世界に馴染んでいたので、タイムスリップしたような不思議な感覚を覚えた。

 

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途中、要塞のような古城をみたけれど、なんだかさっぱり分からない。

けれど、こういう建物が現れるとホッとする。

今度の旅行は前準備なし、ぶっつけ本番の旅だった。

個人旅行では、綿密に計画するけれどツアー旅行は全くお任せコースである。

毎朝、出掛ける前にスマホで行き先を検索すると言う付け焼刃だった。

 

プリトヴィッチェはボスニア=ヘルツェゴヴィナがユーゴスラビアから独立をしようとした時、内戦時の激しい戦いの後を残していた。一時的には閉鎖された時期もあったと聞く。

道中、立ち寄った村の民家の壁には銃弾の跡が生々しく残っていた。

 

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クロアチアは「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国」という日本では考えられない複雑な国だ。2015年10月にも中東や北アフリカの難民・移民の流入問題で、ハンガリー政府によって、国境を、正規の国境検問所を除いて封鎖された。この後、クロアチアはセルビア側の国境を開けた。

 

内戦の後の厳しい生活環境は未だ改善されず、プリトヴィッェに近いこの村は蜂蜜で生計を立てていた。

フォレスト、セージ等変わった味わいのはちみつが気に入って重たかったけれど買った。

庭には花が咲き乱れ、どんな時も花を忘れない姿に同調するところも大きかった。

 

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そういえば、ユーゴスラビア時代のチトー大統領の別荘がブレッド湖にあって、今はビラとして宿泊施設になっている。

その庭に鉄のグランドピアノを器にして花が植えられて、凄く人目を惹いていた。

 

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そして、この庭の周りの大きな木々にベニハスモモの赤い葉っぱが素晴しく似合っていた。

 

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話を初日に戻してしまったので、おまけの写真

 

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