介護保険制度

介護保険制度に住所地特例という制度がありますが、余り知られてないようです。
住所地特例はA市からB市の施設に入居した場合、介護保険料は元の住所のA市に支払い介護保険を利用した場合の支払いはA市にかかる制度です。
施設を沢山持つ市町村の負担を軽減する為だそうです。
それは良く理解できるのですが、転居後に保険の空白期間が出来ます。
正確には出来ないのですが、担当者に知識がないと空白期間が出来るのです。
住居地のサービスではなく以前に住んでいた市のサービスを受けるので移行する手続きが必要で、その準備をせずに転居をしてくるとそういう事が起こります。
始めは住民票の移動も出来ないような不思議な事を告げられて、市役所に行って、説明を求めると3人がかりで説明をしてくれましたが、大津市では余り例がないのでということで皆さん不慣れでした。
施設ではなく個人の住宅に転居すればそういうことは起こりません。
今後、高齢の親を子供が住む地域の施設に呼び寄せる事が珍しくない時代になると思います。
その時に住所地特例なぞと急に言われても理解できるものではありません。
話は変わりますが、介護保険料はきちんと差し引かれ、使う時には使えない保険だという事は常々言われています。
この制度が出来て、家族で介護を抱え込まなければ成らないケースが減っているわけではなさそうですね。
有料ホームに入ろうと思えば、定年後の生活は気を許せません。
元気な内から老後の心配ばかりをしなければ成らない時代です。
バリ島に日本人向けの老人ホーム建設計画があると聞きました。
確かに気温は安定しているし、老人には住み良い気候かもしれませんが、何方でもそれが合うとは思えません。
近くの特別養護老人ホームは要介護5の方が300人も順番を待っているそうです。
要介護5の方を自宅で介護するのは大変重労働でしょう。
団塊世代の老後の事がフッと不安になりました。
バリ旅行は夢だったのかなあー。

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