30光年の星たち‐宮本 輝|安倍総理

最近は本を3ページも読むと眠りに落ちる。
「30光年の星たち」の返却期日が近づいた。延長する程でもなく、かと言って、読了するには一日3ページでは間に合わない。まあ、読める所まで読むかと夜ごとの楽しみにして読み進んだ。

著者のあとがきによると、「ひとりの名もない頼りない、たいした学歴もない青年が30年後をめざして手探りでもがきながら懸命に自分の人生を作り始める物語である」
省略
いまこのけちくさい世の中は、若者という苗木に対してあまりにも冷淡で、わずかな添え木すら惜しんでいるように見える。
「私は{30光年の星たち}でその苗木と添え木を書いたつもりである。」と記している。

小説の背景は京都で、錦小路や花見小路が使われているので、文章の通りに頭の中に地図が出来るので自然に物語の中に入り易かった。
主人公の仁志は佐伯老人からの借金が返せずに車を売って借金返済の一部にしようとするところから小説は始まる。
佐伯は車は売らずに自分の運転手として暫く働いてみないかと提案した。
それは思いがけず佐伯との間に暖かい交友を生み、仁志を成長させていった。
佐伯の提案で錦小路に昔あった有名なイタリアンの店の味を復興させる仕事を始める。
有名なソース作りはいくら作っても似て非なるものになったが、必死でのめり込むうちに仁志の体の中に佐伯と出会ったことから気づかされたことの数々に目覚める。
その友人の虎雄は京都らしい小道具屋で修業中、虎雄の友人の紗由里は草木染の工房に弟子入りしている。
それぞれが京都らしい仕事をしながら30年後に向けて歩き出している。

そして、この小説のバックボーンに、京都の料亭の和久傳が丹後半島に造った「和久傳の森」がある。
和久傳は、本物の木を植えて自然の森にするという広大な計画のもとに30000本の木を植えている。
主人公の仁志は佐伯の運転手として和久傳の植樹に行き合わせた。
そこで虎雄に出会った。
面倒くさい植樹に付き合わされたと思っていた仁志は虎雄と出会ったことで植林の意味を知り、心の中に大きな森の姿をを描けた。

この本は思いがけず昨夜読了した。
と、言うのには訳がある。
いつものように眠くなり半分ウトウトしながらベットに入ると急に目が覚めて眠れなくなった。

その原因を考えると「安倍総理」の訳の分からない言い訳を聞いてしまったからだ。
財務省の言い訳会見で麻生副総理の人を食ったような会見と安倍総理の記者会見を見ると、日本は救いようのない国に歪められていると歯がゆさがこみ上げてきた。
この問題には私もうんざりしている。
けれども関心を失くすわけにはいかないのだ。
こんな日本の国民であることが恥ずかしいほど、昨夜は憤った。

なので、本は読了し胸の中にはどしりと宮本輝の言葉が残った。
すると余計に自民党の体たらくさに失望がこみ上げて、どうしても眠れなくなり入眠剤のお世話になった。

支持率30%を維持する不思議は何だろうか。

逃げ回る総理に日本国民の私は恥を感じている。

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