他人の背中
紀伊半島の海
自分の背中は見えないけれど、私にも他人の背中はよく見える。
今国会を紛糾させている森友学園問題。
安倍総理の答弁は、どう考えても、おかしい。
経緯はどうであれ、名誉校長を引き受けたことは事実である。
名誉校長についてWikipediaでは名誉職としておかれる校長職又は、学校に貢献された方が退職後に授与される称号と記されている。
学校に長年の貢献をして授与されたという事がない場合の名誉校長は、学校の象徴的な役割や広告塔としての役割があるからだろうと、言うのは世間の常識である。
この学校について縷々問題が発生した。
直接介入はしなくても、昭恵夫人が名誉校長についているという事は、世間的にはお墨付きを与えた事となる。
つまり、宮内庁御用達とどう意義と世間は受けとる。
外に向けて配る正式書面に名誉校長として名前を上げたのならば、それは口先介入以上にものをいう書面に変身するものだ。
そういう責任を背負っているのが総理夫人の背中であろう。
折角のお膳立ても、学校開設は不認可の方向に向かっている。
総理も「私の名誉、妻の名誉」と言い続けるのではなく、昭恵夫人の軽率な行動で迷惑をかけたと謝る方がいいのではないだろうか。
間違えた時は早く謝る方がいい結果を生むものなのだ。
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