想定外

フジテレビとライブドアの「株取り合戦劇」も2幕に入った。
「土足で他人の家に上がり込んだ」といわれれば当事者はそう感じても仕方がないところはあるかもしれない「想定外」であったのだから。
私は30代の若者が玄関から訪問しても門前払いではなかったろうかと思えてならない。
彼はプロ野球球団の買収で急に有名になったにすぎず、三木谷氏や孫氏とは知名度がちがう。「後だしじゃんけん」だといわれた三木谷氏は髭をそり、スーツにネクタイで現れた。その後三木谷氏は髭を伸ばし当時の事を「一応面接試験ですから」と答えている。要領良く過ごす事は知恵であるかも知れないが、要領を敢えて無視しその分情熱をぶっつけてくるホリエモンに私は、荒削りだが光るものを感じている。
「大人の解決」法があるというSBIの北尾氏が現れた。私は「大人の解決」という言葉事態に「うさん臭さ」を感じてしまう。
日本放送は約1000億円をかけた若者よりもネクタイをしめた大人を相手にしたいらしい。
若者を育てなければ、今後の日本はどうなるのだろう?それが心配でたまらない。
この頃は、ホリエモンも大人になったのか、はっきりしない発言や丁寧語が目立って来た。日本中の人が彼の教育者になり、厳しいしつけをした所為かも知れない。これは私の「想定外」である。

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コメント

    • f
    • 2005年 4月 01日

    私もホリエモンを応援します。北尾は好かん。堀江氏の強力な助っ人は出てこないのかなあ。しかし、彼がこの戦いに敗れることがあっても、彼の与えた日本社会へのショックは効果絶大であった。

    • 匿名
    • 2005年 4月 01日

    fさん、こんばんわ。
    ホリエモンはドア-を開けては他人に入られてばかり。
    業界は一応バッシングをしていますが、社会的には評価している人が多いように思います。
    ドア-を開けていい風を入れて欲しいですね。

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