終の棲家
久しぶりに奈良へ家人の下宿のおばちゃまをお訪ねしました。
おばちゃまは有料ホームで暮らしています。
朝ホームに電話をして体調をお聞きすると最近は非常に良好で外に出掛けたいとおっしゃっておられます。とのことでした。
それでは久しぶりに奈良のおすし屋さんにでもお誘いしたいと出掛けました。
いよいよ出掛ける時にヘルパーさんが事務室に報告をしておきますと言った当たりから、雲行きがおかしくなりました。
出掛けるに当たってはご家族の承認が必要という事です。
車椅子なのですが、もしもの事があった時はホームに責任はありませんという事を確認したいらしいのです。
ところが、ご家族がお留守で承認を頂けず外出不許可でした。
今頃携帯の番号を聞いてないホームがあったとは・・。
外出の承認依頼だから良かったものの、体調に異変があるときにご家族と連絡がつかない状態をホームはどう捉えたのでしょうか。
次からはご家族に外出許可を得てから来るようにと念を押されました。
外出できる状態かどうかはホームの方が把握出来ると思うのですが、外出先のトラブルは自己責任でというより、許可をした人の責任ですよ。
という事になると、自由に外出する事は儘ならない。
終の棲家はかなり窮屈で先々はホームもいいかなあと思う気持ちに水をかけられた感じの出来事でした。
コメント
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1周年おめでとうございます。
充実した1年でしたね。
行きたいなあ 見たいなあと思いつつ 日ばかり過ごしてしまいました。そのうちそのうち・・
ホームも居心地はなかなか 満足のいくところではないようです。特に母は96歳6ヶ月 足だけが弱くなってしまったのが これまた幸か不幸か?
2回ほど転んだらしいです。ホームでは責任を感じて(感じすぎて?)ベットから降りられないように柵を二重にしたとか。プライドの高い母はどうも気にくわないらしく なかなかベットに戻らなくなったとか。目も随分見えなくなっているようです。
長寿世界一の方たちは やはり家族 それも大家族に囲まれて 暮らしておられますね。それがやはり自然な生き方ではないでしょうか。
代々 世話をし 世話をされ それが当たり前ですよね。
それが出来なくなった世の中 出来るのに するのがいや されるのがいやというのは どこかおかしいのではないでしょうか。
7・8日には 子供孫たちと盛岡に行ってきます。
sazankaさん
介護もコムスンの例を見れば分かるように経営となると、利益を求めるので気持ちに沿わない事は多々出てきますね。
お母様に限らず高齢者の方は皆さんプライドは高いのですよね。
赤ちゃん言葉で話しかけられると気分は悪いようですがそれさえ遠慮して言えないようですね。
私の終の棲家は何処になるのでしょうか。
ついつい、考えます。