kusuyo生田病院癒しのコンサート

湖南市の生田病院でkusuyoさんの「癒しのコンサート」が開催された。
開演の2時間前に病院に到着すると、玄関前におおきなポスターがあった。
病院側が心を込めて準備をして下さった。
受付の前には大きなパネルが建てられたり、植木屋さんが鉢植えを運び込んでステージのバックを美しく整えて下った。
この病院は地域の医療と介護に取り組んでおられるので、病院のとなりには老人施設を併用している。
今日は、デイサービスの方や施設入居者、入院患者、ご近所の方々でホールはぎっしりと埋まった。
中央のロビーから二方に伸びる廊下までが椅子に埋まり200枚印刷したプログラムを病院側が大急ぎで追加プリントをした。
待合室の椅子では足りず、病院中から椅子がかき集められて、始まる直前まで病院の方はバタバタと動いて下さった。
こちらの病院の理事長ご夫妻がkusuyoさんの大ファンという事から今日のコンサート開催となった。
kusuyoさんの歌声で病院に来る方々を慰めようと企画したものだ。
この病院は未だ滋賀県も所有していないドクターヘリーを所有し、地域医療に貢献している。
公演前にちょっと乗せて頂いた。
中は救急車と同じように見受けた。
ヘリの操縦士の方々の声援を受けて、始まる前からkusuyoさんのテンションは高まった。
そして、真っ赤なドレスで登場し「リヨン駅」からスタート
kusuyoさんが歌うと、みんな歌いたくなるらしい。
そんな時の準備に「赤い花」をみんなで歌う。
「大好き大好き」を繰り返す優しい唄でみんなの心を解きほぐし、「浜辺の歌」はプログラムに書かれ歌詞を見ながら全員で合唱した。
驚くほど綺麗な声で歌う大合唱となった。
そして、kusuyoさんのステージでは欠かせない「ハノイの恋人」
「ツル」で聴衆の心を捉えていった。
これは集団催眠術に当たると私は横で見ていてそう思う。
後でヘリコブターを基地に戻すときに同乗したkusuyoさんにヘリの操縦士の方が「鳥肌が立ち思わず涙がこぼれそうになった」と話してくれたそうだ。
そして、kusuyoさんが今一番聞いて欲しい歌として「ありがとうごめんなさい」を歌うと、会場は静まり返り、頷きながら聴き入っていた。
ラストソングは「人生の贈り物」
会場は、この長い歌に聴き入った後、割れんばかりの拍手を送って下さった。
時々、歌手の仕事を羨ましく思う時がある。
先に書いたように集団催眠にかけたように聴衆の心を引きつけてしまう時である。
今日の1枚
先日の企画展でお求めになった蜘蛛を、キッチンからよく見える場所に吊るしましたと写真を送って頂いた。
本物は見たくないけれど鉄なら可愛いと言って下さった。
ありがとうございます。
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