梅花空木の咲く庭

梅花空木の白い花が咲き始めると、庭に芳香が漂うので直ぐに分かる。
どの薔薇よりも強い香りだけれど、吸い寄せられる。
この花を知ったのは新潟に旅行をした時だった。
あまりにいい香りだったので、宿の人に名前を教えてもらった。
帰りの道すがら空木のシーズンだったのか直ぐに同じ花が買えて、庭に植えた。
もう、15年も前の事になる。
skogを建てた時、庭は風雅舎にお願いした。
その時に加地さんはバイカウツギ・ベルエトワールを入れてくれた。
ベルエトワールの芳香は2Fまで届き、酔いそうなほどの香りを放った。
けれど、気候が合わなかったのか、それ以降はしょんぼりとしか咲かず、香りも側に行かないと香らない。

自宅の空木は、朝の早い時間は凛として美しいけれど、日が射し始めるとショボっとする。
そこで、一枝切って室内に持ち込んだ。
どんな憂さも忘れる香りが室内に充ちた。
嬉しい初夏のひと時になった。

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